益水興産有限会社/Masumizu-Kosan Co. Ltd

農業部門について


大根収穫

農業についての投稿は長らくしていませんでした。理由は全くの5里夢中で正直お手上げだったからです。人様に語るほどの内容もないので書くこともありませんでした。

経過として

施設栽培を最初やってましたが、生産が安定せず。野菜のニーズも給食部門で必要とするものと違ったので諦め3年でやめました。

そこで、まずは給食でよく使う露地での野菜栽培に切り替えました、人参 玉ねぎ ジャガイモなどです。1年目はまあまあできる 2年目病気発生収量落ちる 3年目病気大発生収穫不能という黄金のコースをたどり人参を2反腐らせたことも有りました。

経営がとか作業や収穫が大変とかどうとかいう前に、そこまで野菜ができないのだからどうしようもありません。基本的にうまく行けばどんどん増やしていこうと思ってましたが最初でつまづきました。

今から思えば うちの圃場は、もと田んぼを転換したもので重粘土の水はけの悪い土壌です。堆肥を撒くために積み上げれば一週間で土が締まって水が貯まるような土でした。他の農家に見学に行ったりアドバイスを受けたり試行錯誤をしました、こんな素人にご教示くださった皆さんにはほんとに感謝します。

しかし 病気が出る 薬 草が生える 薬  雨が降ればぬるぬる 晴れればカチコチ 病気は多発 出来は悪い の悪循環で

堆肥を入れようが緑肥をまこうが気候が厳しければたちまち様子がおかしくなりる。

水はけがもんだだと気づき、緑肥を撒いた場所の一部で劇的な改善が見られたりもしましたが全体はあまり変わりませんでした。精密に肥料計算をしてもなんだか効きません。よく見ると土は団粒とは程遠い土でした、

結局 解決方法は、機械的に 溝を掘る ソイラをかける 土の高さの偏りを直す そして 緑肥を撒く  堆肥を撒く  どれのおかげでもなく全部やることで少しづつ変わる場合もあれば劇的に良くなる場合もあります。

土が団粒構造になってくると 適当な肥料でも「あれなんだか病気にならないしいい色だな」ということが実感できるようになりました。

この4月には長らく農業部門を、試行錯誤を繰り返しながら二人三脚で支えてくれた社員が退社しましたが、新しい仲間も増えもっと向上することを目標にやっていこうと思います、

現在 1.5ヘクタールの転換畑で 人参 大根 玉ねぎ ジャガイモを育てています。やっと少し満足できる野菜ができ始めました。まだまだ頑張ります。

益田

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