じゃがいも収穫
- 2018年07月11日
- アグリ事業
今日はじゃがいもの収穫です。給食部門の要望でメークインを中心に作っています。(皮が剥きやすい・煮崩れしにくい)
トラクターに付けた堀とり機で掘り起こし、人力で拾っています。 もう梅雨もあけ灼熱の中の作業。
拾う機械がほしいけど もう少しがんばります。
収穫したじゃがいもは、一旦冷蔵庫で保管して 全量給食で使用する予定です。
大雨の影響は少しあって 腐れが微妙に出ましたが大きな問題はないようです。
今日はじゃがいもの収穫です。給食部門の要望でメークインを中心に作っています。(皮が剥きやすい・煮崩れしにくい)
トラクターに付けた堀とり機で掘り起こし、人力で拾っています。 もう梅雨もあけ灼熱の中の作業。
拾う機械がほしいけど もう少しがんばります。
収穫したじゃがいもは、一旦冷蔵庫で保管して 全量給食で使用する予定です。
大雨の影響は少しあって 腐れが微妙に出ましたが大きな問題はないようです。
益水興産の人参の洗浄風景です。
洗浄 選別作業をしています。
機械でこの後冷蔵庫で予冷 保管をします。
春植えの人参は、収穫適期を逃すと腐れや割れが発生し、なんだか難しいものです。
太すぎるものや 細すぎるものは、給食部門で利用します。
そういう人参の発生量はだいぶ減少しました。
だいぶ体制が整ってきたので来年はもう少し作りたいです。
堆肥づくりの続きです。あの野菜の皮だらけの堆肥が2日位でこれになります。
少しかき混ぜただけですが、温度は60度を超えてくると野菜の色も形もなくなってきます。
野菜くずは水分とタンパク質に分解されてきます。余計な水分は今回入れた副資材の樹の皮(バーク)が吸います。
空気と水分がちょうどよいと好気性微生物が増えて発熱するのです。
堆肥から湯気が立っているところです。
お見苦しい物を見せてすいません。野菜くず堆肥です。
益水興産では、自社工場で野菜の切込みをしています。機械に掛けて皮を向いたり 処理をすると皮やへたなど、野菜くずが出るのです。
それを集めて積み上げて堆肥化しています。
醗酵がうまく行けば 虫もあまり出ずに湯気が上がってきますが、醗酵に失敗すると蝿の嵐です。
副資材(籾殻、樹の皮など貰ってくるもです)がポイントで 水分をちょうどよくすると60度位に醗酵し続けます。全く熱を出さないところまで、ユンボでたまにかき混ぜていきます。家畜のし尿堆肥と比べて肥料分が少なく使いやすい土壌改良材として使用しています。これもやっとコツをつかめてきました。
我が社の主力商品の人参です。
給食でよく使う
保存が比較的効く
周りでやってる人があまりいない でやっています
今日で90日弱まだSサイズくらいです。
ちょっと窒素を利かしすぎたかもしれません。葉っぱが巨大です。
昨日の夜は大雨だったので割れないか心配です。大きくなーれ
適当な施肥はやっぱり不安が残りますね。この二反で7tくらいが目標ですがどうなんでしょうか?
益水興産では肥料は
近くの牧場の牛糞 近くの養豚場の豚糞 親戚?のやってる養鶏場の採卵鶏鶏糞
ペレットボイラーを燃やしてできた木灰 給食で使う米をついた糠。給食の野菜くずから作った堆肥
などなど有機農法にふさわしい肥料がたくさん手に入ります。しかし失敗の歴史から化学肥料を現在は使っています。
そのせいで要素過剰な感じがしてきました。無駄のない施肥を目指して現在勉強中です。
益水のアグリ事業部は、グループの社会福祉法人みぶ福祉会の運営する
就労支援事業所のぴいぱぶと連携をして農産物の栽培から 収穫 出荷調整まで一緒に行っています。
今はニンニクの出荷調整をお願いしています。
収穫直後
乾燥庫で乾燥して 冷蔵庫保管後出荷しています。道の駅で販売しています
農業についての投稿は長らくしていませんでした。理由は全くの5里夢中で正直お手上げだったからです。人様に語るほどの内容もないので書くこともありませんでした。
経過として
施設栽培を最初やってましたが、生産が安定せず。野菜のニーズも給食部門で必要とするものと違ったので諦め3年でやめました。
そこで、まずは給食でよく使う露地での野菜栽培に切り替えました、人参 玉ねぎ ジャガイモなどです。1年目はまあまあできる 2年目病気発生収量落ちる 3年目病気大発生収穫不能という黄金のコースをたどり人参を2反腐らせたことも有りました。
経営がとか作業や収穫が大変とかどうとかいう前に、そこまで野菜ができないのだからどうしようもありません。基本的にうまく行けばどんどん増やしていこうと思ってましたが最初でつまづきました。
今から思えば うちの圃場は、もと田んぼを転換したもので重粘土の水はけの悪い土壌です。堆肥を撒くために積み上げれば一週間で土が締まって水が貯まるような土でした。他の農家に見学に行ったりアドバイスを受けたり試行錯誤をしました、こんな素人にご教示くださった皆さんにはほんとに感謝します。
しかし 病気が出る 薬 草が生える 薬 雨が降ればぬるぬる 晴れればカチコチ 病気は多発 出来は悪い の悪循環で
堆肥を入れようが緑肥をまこうが気候が厳しければたちまち様子がおかしくなりる。
水はけがもんだだと気づき、緑肥を撒いた場所の一部で劇的な改善が見られたりもしましたが全体はあまり変わりませんでした。精密に肥料計算をしてもなんだか効きません。よく見ると土は団粒とは程遠い土でした、
結局 解決方法は、機械的に 溝を掘る ソイラをかける 土の高さの偏りを直す そして 緑肥を撒く 堆肥を撒く どれのおかげでもなく全部やることで少しづつ変わる場合もあれば劇的に良くなる場合もあります。
土が団粒構造になってくると 適当な肥料でも「あれなんだか病気にならないしいい色だな」ということが実感できるようになりました。
この4月には長らく農業部門を、試行錯誤を繰り返しながら二人三脚で支えてくれた社員が退社しましたが、新しい仲間も増えもっと向上することを目標にやっていこうと思います、
現在 1.5ヘクタールの転換畑で 人参 大根 玉ねぎ ジャガイモを育てています。やっと少し満足できる野菜ができ始めました。まだまだ頑張ります。
益田